| 歯磨き・洗顔・トイレはもう1人で! |
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“生活に対して前向きになりました” 今回は、二分脊椎症という障がいのため両足に麻痺があり、車椅子で生活を送る中学1年生の菜摘さんのためのリフォームを成功させた木原邸にお邪魔しました。将来的に自立した生活を送ってもらいたいという家族の願いが見事叶いました。
二分脊椎とは?
――今回のリフォームでは、玄関とトイレを広く、階段に昇降機を取り付けたそうですね。 ご主人 我が家は1階に両親、2階に私達家族4人が暮らしています。リフォーム前、両足に麻痺がある娘は這って2階へ上がり、室内でも車椅子を使わずに生活していました。トイレの便器に座らせたり、洗面台に手が届くように専用の台に乗せてあげたりと、リフォーム前は家族の介助がないと日常生活を送れない状態でした。リフォームではトイレを広くして車椅子でも入れるようにし、便器に乗り移れるよう移乗台を取り付けたので1人でも便器に座れます。また、洗面台も車椅子対応なので1人で歯を磨いたり顔を洗ったりできるようになりました。娘が生活に対して心構えを持つようになったのが嬉しいですね。 ――菜摘さんはどの部分のリフォームが1番気に入りましたか? 菜摘さん 広くなった玄関です。以前は車椅子で靴を踏み潰してしまう状態でしたが、土間部分が2倍近く広くなり、Uターンして車椅子の向きを変える動作がとても楽になりました。郵便受け機能が付いた門柱を新しく取り付けたので、車椅子に乗ったまま郵便物を自分で取り出せるのがとても嬉しいです。郵便物を取りにいくのは私の仕事です。 ――奥様はリフォームで印象に残っていることは何ですか? 尚子さん 娘には排泄障害があり、日頃洗腸を行っています。排泄には30分以上と通常の3~4倍は時間がかかります。トイレは長時間いても苦痛にならない空間にしたかったんです。近所の歯医者さんにあるトイレで見た壁紙が気に入り、これに近い花柄の壁紙を選んでもらいました。玄関タイルの色選びも迷いましたね。次はキッチンをリフォームしたいですね(笑) ――これからリフォームを考える人にアドバイスをお願いします。 ご主人 障がい者のリフォームは、一般のリフォームよりさらに要求や工事店への期待値が高いものだと思います。今の生活の中で何が不便なのか。それをしっかりと設計者に伝えて分かってもらうことが大切ですし、成功のポイントだと思います。 【取材協力 : ハートステーション】 ▼家族の介助がなくても便器に1人で移動できる ▼車椅子のままで郵便物が取れるようになり、今では菜摘さんの仕事に!
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