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| 掲載号: 2011年 1月号 5面 | |
筋交いをインテリアに 古民家風ダイニング今回ご紹介するのは、キッチンで食事の準備をしながらも、家族や来客時のゲストとコミュニケーションをとれるような空間を作り上げたリフォーム事例です。
設計 いいひ住まいの設計舎 一級建築事務所 (東京都江東区) http://www.iihi.biz/
このリフォームをされたのは定年退職後のご夫婦。きっかけは、お施主さんの知り合いがキッチンリフォームを行い、料理の準備がしやすくなっただけではなく、生活も豊かになったと感動した様子を目にしたことでした。 リフォームの大きなポイントは、ダイニングとキッチンの間にあった押入れを取り払い、1つの部屋につなげたところです。以前は来客時、細々とした用事でダイニングを出てキッチンに行かなければなりませんでした。この手間をなくしたいとお施主さんからリクエストがありました。何より、これからはお客さんを招待し、くつろぎの空間を共有したいとの思いがあったのです。しかし、押入れ部分には、耐力壁が入っていたため、家の耐震面を考えると壁を取ることは出来ませんでした。 そこで、提案されたプランが、筋交いをあえて露出させインテリアとして表してしまうことでした。筋交いの色と無垢の床板を黒色にしたことで、壁面の珪藻土とのコントラストが際立っています。これにより、どこか懐かしい古民家風の雰囲気が漂うリビングとなりました。 また、キッチンは、I型から対面型に。お料理をしながら、ダイニングを見渡せますが、手元には10センチほどのついたてをもうけ、ダイニング側からは細かい動作が見えないようにしました。そのほか、今後の「もしも」を想定し、トイレ・バスに段差がないバリアフリー設計を施しました。部屋がなくなった分開放感が増し、来客時には料理をしながらもお客さんとの会話も楽しめるダイニングとなりました。 ■施主データ 家の広さ … リフォームした1階:12.25坪
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